元号が変わっても何も変わらない
日本全国の盛り上がりをダダ下がりさせるようなタイトルですが、ここのところの盛り上がりになんだか疑問を感じています。
皆さん。
今年って平成何年だっけ?
と、周囲に聞いたことありませんか?
生年月日を書く欄も、日付を書く欄も以前は元号が使われているのが当たり前だったのに、いつの頃からか西暦で記入をする書類も多くなってきたように思います。
自分自身も歳を重ねるごとに元号よりも西暦を身近に感じてきていた。
もういっそ西暦だけでいいんじゃないか?とすら思っていた。
そこにきて今回の改元。
実際、いわゆるレトロと言われるようなものが好きだったり、旧車と呼ばれる昭和の時代に製造された車に乗っていたりするのですが、それはその時代にこだわりがあるわけでも、その時代を懐かしんでいるわけでもない。
ぱっと見て、その形や佇まいに何か惹かれるものがあるからそういうものを選んでいるだけで、時代そのものを好んでいるわけではないのです。
元号が変わると大騒ぎしている人たちをそうさせる原動力はいったいなんなんだろう?
メディアが騒ぐのは当たり前でそれを作っている人たちの気持ちはどうあれむしろ取り上げなければならない出来事。必至事項です。
でも普段元号に対する意識が薄れていたはず(と私は思ってます(笑))の人々がここぞとばかりに声を上げるこの世の中は、なんだか変だなーと。
変わるのは肩書きだけ。
中身は何も変わらない。
肩書きが変わっただけでは時代なんて変わらないのです。
今年って令和何年だっけ?
とつぶやくのはいつのことでしょうかね(笑)
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